色絵磁器の巨匠武腰潤さんに師事し、独自の作品を展開し続ける田畑さん。その作品に込められた造形力は他の追随を許しません。
対象となるモチーフの研究には余念がなく、骨格や実際の動き、色など、田畑さんの作品には一切の妥協がありません。和絵具を用いることによる表現の奥深さ、ところどころに見受けられる呉須による濃淡、高火度による絵の具の流れなど、随所に技術の粋が見られます。今にも動き出しそうな迫力は、圧巻です。
-----陶歴-----
1969 三重県出身
1992 明治大学法学部 卒業
2004 武腰潤氏に師事
現在、各種グループ展、個展など出展