九谷焼について

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加賀百万石が生んだ磁器の華

――九谷焼のイメージは?
と言われて即座に思いつくのはどのようなデザインでしょうか。

青手古九谷、色絵古九谷、春日山、吉田屋、木米、庄三…、
スタイルによって様々な呼び名がありますが、
大きなくくりの中では、すべて九谷焼。

五色のカラーで表現する色絵、
赤を除いた黄・紫・青・緑の四色で表現する青手、
赤を中心に描く赤絵、
金を用いて華やかに作り上げる金襴手…。

九谷焼は、まるでキャンバスに色を重ねていくように、
作り手の数だけ、様々な姿をみせてくれます。

時代とともにデザインを取り入れ、変革し、
未来へとつながっていく伝統工芸、それが、九谷焼なのかもしれません。