関 あづさ
Adusa Seki

九谷焼の絵の具は、焼成後にガラス質となり独特の奥行きを生み出す「和絵具」と、不透明で水彩画のように描くことができる「洋絵具」の2種類が主に用いられています。明治期に世界各国に輸出された九谷焼に多く用いられていたのが洋絵具ですが、近年は使用される機会も減ってきました。

その洋絵具を用いて花詰と呼ばれる技法を駆使する関さんは、同じくその技法を得意とされる父である中村陶志人さんに習い、作品づくりに励んでいます。

黒をベースに色絵と金彩で花詰を描く関さんの作品は、彩鮮やかな作品にうっとりと心を奪われます。

また、色鮮やかな花が描かれ、それぞれの季節を感じることができ、色の濃淡や描かれた線ひとつひとつにも魅了される作品です

-----陶歴-----

1976 石川県能美市(旧根上町)生まれ

2005 中村陶志人工房 入房

   父である中村陶志人さんに絵付全般について学び現在に至る

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